Bastien Piano Basics 「TECHNIC」 「PIANO」
JAMES BASTIEN / Neila.KJOS Music Compamy

当教室でのメイン使用教材は Bastienです。
わたくしが この教材をほとんどの生徒に 利用している理由をお話しします。

1:左手がハ音、右手が1点ハ音から始り、「どれみふぁそ」の位置関係を把握し易い。

多くの教材は 1点ハ音を軸にして、左手=「ふぁそらしど」、右手=「どれみふぁそ」で始りますが、
これは 習い始めの生徒にとって 混乱を起こし易いです。子供は「どれみふぁそ」というのは得意ですがその逆を
「どしらそふぁ」と歌うのはちょっと苦手です。1から100まで数えられてもその逆は難しい、というのを同じです。
少し曲らしい曲を弾けるようになった時も、大抵の曲の左手は ハ音から始るので 次のステージに進ときも スムースに入れます。
さらに歌いながら弾く、という練習をするときにも 両手ともポジションが「どれみふぁそ」なら きちんと音程どおりに歌うことができます。

2:PIANOの本で簡単な お指の体操から入れる。

レヴェルPのPIANOの本に、2・3・の指、2・3・4・の指だけで、、、といったコントロールし易い指だけを使って 黒鍵を弾く 「指の体操」があります。
最初のおけいこで レガートで弾けるとさらによいです。交代ごうたいに指を動かす方法でのレガートの練習は
両手で交代ごうたいに「どどどどど・・・」と弾くよりも納得がいきやすいはずです。
先生の伴奏と合わせると、生徒はすばらしい曲が 最初から弾けた気になれる・・・かも?
ただ プレリーディングとしての利用価値はあまりないかもしれません。音符の高低をもっと大袈裟に書いて欲しいと
最初は思いましたが それをしてしまうと 5線に入ったときに インターバルの幅がずれてきてしまうのですね。

ところで、わたくしは ゲンコツや平手、腕、ひじなどでピアノを体験させるのを好みません。
生徒が中・上級になったときに 自分の感情全てを受け止めてくれるピアノを 大事に宝物のように扱って欲しいからです。
だから、というわけではありませんが わたくしはBastienのピアノパーティーの方は使いません。

3:導入期から2/4,3/4,4/4の拍子を体感できる

「1・2・、1・2・」や「1・2・3・、1・2・3」などの拍子を数える癖をつけてあげ易いです。
4/4ばかりだと 数える作業にも飽きが来る、というものでしょう。それに生徒が曲はすべて4/4でできてる!と勘違い
しちゃうのもいやです。全ての曲がC Maorで書かれていると思いこむ子が多いように この危険性も見逃せませんね。

4:3和音が早めに出てくる。

「どみそ」を弾く機会が早めに訪れ、何度も反復して出てきます。基礎中の基礎のC MajorのTを刷り込み易いです。
ただし レヴェルPの最初の方に出てくるので あまりにも指の発達が乏しい幼児には 後回しにする必要があるかもしれません。
レヴェルがあがったときのアルベルティバスも 和音がつかめるようになっていたら 分散和音だって楽チン♪

5:題名から 曲想が連想し易い。

「ハロウィーン」「ブギー」「インディアン」など雰囲気が題名でわかると 生徒たちは そこからイメージを膨らませる事ができます。
こういった 題名の"ヒント"がないと 生徒たちは 恥ずかしがって 自分の意見を言わないものですね。
実際、番号のみの教材で「この曲を弾いてみて 何みたいだと思った?」と聞いても 生徒たちは いくらこちらが
「正解/不正解はないのよ」といっても 間違ったら恥ずかしい、と思ってるのか自分の意見を言ってくれず ただもじもじしています。

6:C Majorにいつまでも固執していない。

4番目の和音の個所でもちょっとふれましたが C(ハ)のポジションをしっかり把握できたころに G(ト)のポジションが出てきて
全ての曲が「どれみふぁそ」でできている、という固定観念を持ちにくいと感じます。
理解が遅い子には ちょっと早すぎるかな?とおもえるくらいの G Majorの登場なので のんびりさんにはアルフレッドの
プレップコースなどを併用曲集として使っています。
レヴェル1からは ちゃんと♯も調号として記されていて、調性を早めに教える事ができますが 残念な事に レヴェルPでは
調号が用いられていません。生徒が小さすぎて理解できない、と解っていても
「楽譜」としてきちんと調号は記すべきだと思いました。自分で書き足していますが そうすると生徒は[何それ〜?」
と興味を持ってくれるので まぁいいのかもしれません。


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