ヴァイオリンレッスン記
〜がんばれ 超初心者〜

2005年6月〜試験終了(9月16日)まで

 

文中の緑色の文字(わたくし的には オリーブカラー)は宿題です。
ただ、基本的に 先生は「宿題ですよ」とはおっしゃいませんので
わたくしがやるべき練習、といったところでしょうか・・・。


♪ 6月6日 15回目 グレードの課題曲 練習スタートです ♪

予習をしていくお約束の グレードの課題曲は テクニチューンより「リール」という練習曲、ブラームスのワルツ そしてCPEバッハのマーチ(アンナの練習帳より)でした。

リールという曲はその名のとおり、くるくる巻くような手首の動きが必要な移弦のための練習曲です。これをわたくしは肘をぐるぐる回してしまうので 肘は自然に落としたまま、手首をフレキシブルにして 移弦ができるように目指します。
左手は 弦の左側を特に意識して押さえないと右隣の弦まで触ってしまい、びびび・・と音が割れてしまうので要注意!!

ブラームスのワルツは 2巻のほぼ真ん中に入っている曲ですが 1巻の最後の曲をやっているわたくしとしては 背伸びの曲です。完全なスラーで弾くこと。 D線での「そ」からA線の「れ」の5度のスラーを 指を寝せてDAどちらの弦も同時に押さえることでスラーにする、という新技を練習します。

マーチは元気のよい曲なので弓を使いすぎてだらだらにならないように 短めにつかってしゃっきりさせます。クレッシェンドのときに だんだん全弓になるように、そのほかはアッパーハーフで、特に先まで使えるように気をつけます。

1巻の最後の曲、ガヴォットはBセクションで出てくる16分音符を A線だけで弾く4つの16分音符と 途中で移弦がある4つの16分音符を同じくらいスムースに弾けるようにそこだけ取り出して練習。

今日の目から鱗・・・基本的に弓は使いすぎないこと!!

♪ 6月12日 16回目 珍しくインターバル1週間でおけいこです ♪


先週、課題曲を3曲一気に弾き始めたので 不安感があり「とんでもないことをしていないか」チェックしていただくために 1週間後の今日、またおけいこに伺いました。

新曲が多かったため先週見ていただけなかった スケールとテクニカルワークを最初に弾きました。
スケールのディッセンディングのときの 左手の準備がだんだんスムースになってきた、と褒められました!ただしデタシェしか見ていただいていないので そのおかげかもしれません。スラーになると途端に音程も右手も狂います。
テクニカルワークは7つの短いもの(ピアノで言うとバーナムみたい)のうち、5曲を試験にもって行きます。半音を使った気持ち悪い曲(音程の練習)、リテイクの練習、半音の音程とボウイングの練習、ダブルの練習、第3ポジションの練習 の5曲を選んでいただきました。ダブルの練習のもう1曲と ハーモニクスと3ポジの練習の曲は 練習はしますが試験では弾きません。

リールは肘がばたばたと暴れないようになって 左手は弦の左側から押さえられるように注意できました。クレッシェンドのときに 弓を大きく使っていくのも もう少し慣れれば大丈夫・・・かも。移弦の練習曲で 音楽性もへったくれもないので こつこつ真面目に練習をします。

ワルツは大事目に弾く音、速く弓を動かして元に戻すところ、クレッシェンド、そしてちょっといつも高すぎるイントネイションに注意です(ほとんどじゃん・・・)。この曲は手ごわいです。練習曲と違って 考えることがいっぱいです。

マーチは1箇所イントネイションが悪いところがあるので そこを集中して練習します。練習法は 4つ連続で1つの音を弾く→3連符で弾く→2つ連続で弾く→普通どおりに弾く、という順番です。
弓の使う場所を大体覚えられたらあとは クレッシェンドを含むダイナミクスと音程、あとはリズムをきびきびさせる、ということに気をつけていきたいです。

スズキの1巻のガヴォットは今日は見ていただきませんでした。次回「あら、大変なことになっていますね」と言われないように できるだけゆっくり丁寧にさらっています。

♪ 6月26日 17回目 完璧を目指しましょう ♪

スケールは後から始めた AMajorとAminor(旋律的)の方が Gよりも音程が良いそうです。自分ではわからないのが難なのですが。録音してみないとわからないものなのかな?
テクニカルワークは第1と第3ポジションを使う 「きらきら星」の始め4小節、というのが一番難しいです。A線上だとすると 
らら(0、1ポジの場所に左手を置いておく))みみ(2、3ポジ)ふぁふぁ(3、引き続き3ポジ)みー(2、まだ3ポジ)れれ(3、1ポジに戻る)どど(2)しし(1)らー(0)という弾き方です。
D線でもG線でもやります。G線上のアリアならぬ G線上のきらきら星。

リールは移弦があいまいにならないように注意し、あとは左手の指をもっと立て気味にして使っている2つの弦のどちらの音もクリアな音にできるように。クレッシェンドは大体できるようになりました。

ワルツは装飾音のときに左手ががんばると右手もがんばって弓が速くなってしまい、ギギっと嫌な音が鳴ってしまうので できるだけ気合を入れずに弾く練習(笑)。左手のがんばり具合を減らすために 指を広げる練習と 指を用意しておく練習を先にします。とことん中指と薬指の間が開きません。

マーチは8分音符が連なっているところは 細かく分けて練習してもっと完璧を目指します(いや、音楽的に、とかじゃなくて まだ音程の問題ですが)。こちらもクレッシェンドはOK。「弾きたい」気持ちはあるけど 技術がついてきていない、といった感じですかね?

先生は「今でも充分試験に合格する程度には弾けています。これからはどれだけ音楽的に仕上げられるかというアプローチをしましょう」ということで 思わず「え〜?本当ですか〜?」と聞き返してしまいそうになりましたが 2秒待って「ありがとうございます」という言葉をひねり出しました。
これで試験に合格できるレヴェルなんだ・・・?きっと先生は頭の中で「これでテンポがあがったら」とか「これでイントネイションが完璧だったら」とかいう断り書きのようなものを先におっしゃったのでしょう。

♪ 7月18日 18回目 G線の音がガサガサです ♪

スケールでもテクニカルワークでも曲でも G線の音が極端にざざざーーという昔のラジオのノイズみたいに聞こえます。どれだけがんばって 肘を中に入れて弦をしっかり左側から押さえようとしても ボウイングに気をつけてアップのときに肘まであがって弓から弦のコンタクトが浅くならないようにしてもダメです。
テクニカルワークは各課題で 全部の弦で弾いてみる、という場合が多いのですが 試験官にG線を当てられたら酷いことになりそうです。今のところは。
先生が弾いてくださると 名器のように聞こえるのですが・・・。今日、もって行った楽器は イーベイで合衆国から買った中国産(笑)の「イーちゃん(ひねりのない名前)」ですが 先生も「もう少し弾きこまないとちょっと難しいかも」と仰いました。来週、夫に買ってもらったオリーブと 年金生活者の親に無理やり支払わせたイーちゃんを両方持っていって どちらを試験に使うか決めていただくことにしました。

リールはまだまだ左手の指(特に1の指)を意識して立てないと 隣のA線に触れてしまい開放弦「A」び音がクリアに聞こえません。問題はほぼそこだけなのでがんばります。
わたくしの人差し指は爪が長いので(ピアノを一生懸命に練習しなかった証拠か?)これが難しいのです。

ワルツは課題曲の中で1番難しい曲。ともするとリズムまで曖昧になりそうです。右手の弓に気をとられると 左手の音程が狂い、左手の音程に気をとられると 右手の弓の配分が上手くいかなくなり 弓が足りなくなって結局次の音に急いで行って、リズムが狂う、といった感じです。

マーチは1箇所だけ音程が下がり気味のところがあります。1箇所なんだから気をつければすぐに直るだろう、と思うのに それがなかなか・・・。頭が悪い人のようです。

♪ 7月25日 19回目 グレード試験はオリーブ君で受けます ♪

スケールとアルペッジォを弾いてみて、結局オリーブを使うことにしました。オリーブの本名は ラゲッティRV5というのですが弓と弦のコンタクトを密にしないとすぐに不機嫌になる気難し屋です。その代わり少々深く弓を沈ませてもぎぎっといやな音はさせず、むしろ良い音が出ます。でも気をつけないと右手の肩を肘があがってくるんだよね・・・。「必死になってぎこぎこ弾いています」と云う風に見えないように 自然な重さのかけ方で弾けるようになりたいです(あと1ヶ月で)。

スケールはデタシェは大体OK、スタッカートはもう少しがっちりとつかむような発音を、スラーは移弦をなめらかに。
テクニカルワークも大体OK、3ポジへのシフトの練習はもっと左手の親指を軸にリードして上げられるように。

リール、ちっとも左手の人差し指が立ちません。指が太すぎますか?わたくしは。

ワルツは移弦直後の音をもう少し大事に。そうしないと弓が浅く浮いてすぐに かさかさした音になります。Bセクションの盛り上がりのアッチェレランドはいい感じになってきた、ただしリズムが前倒しにならないように注意。でも「いい感じ」にアッチェレランドにしたのではなく、クレッシェンドにしたら弓がすぐに足りなくなり仕方なく次の音を弾いていっただけだったので もう少し弓の配分に注意です。

マーチは少しテンポを上げてもっていったのですが うっかりものすごく速く弾いてしまい、われながら焦りました。指板を押さえている左手の指が ばたばたと落ち着き無く動くので あまり指先がばらばらにならないように。ピアノと一緒ね・・・。

課題曲が大体弾けるようになったので 放ったらかしになっていた1巻のゴセックのガボットを再開させます。

♪ 8月1日 20回目 いい感じです(うふ) ♪

スケールは確認できるところは全部、開放弦と音程を合わせてみて音程の乱れを無くしていきます(予定)。「らっぽい音」とか「どっぽい音」でなしに「ら」や「ど」の音を弾きたいんです・・・。

テクニカルワークは音程が甘くなっていた曲があり ゆっくり音程を聞き定めながら練習すること。

リールは もうちょっとでクリアーな音ばかりで弾けそうです。ゆっくりの練習と速い練習を3:1くらいで続けます。クレッシェンドは自分ではわかりませんが できているらしいです(あるいは先生が諦めて「それでいいです」とおっしゃっているか・・・可能性大?)。

ワルツは先週よりも とても良くなった、と褒めていただきました。どこが変わったのかはよくわかりませんが 音価を充分に取って、しかも前向きな3拍子で演奏する、という理想に近づいたのかもしれません。

マーチはうっかりものすごく速く弾き出してしまい、後半アップアップしてしまいました。あまり弓を使いすぎずにさらりと、且つかっちりと弾くのが目標です。

ゴセックのガヴォットは今日も時間切れで見ていただけませんでした。さらに下手くそになる気配が濃厚です。

♪ 8月15日 21回目 悪い感じです(はぁ) ♪

土曜日に1日がつぶれるほどのコンクールと 日曜日にピアノの先生の門下発表会があったため1週間おやすみを頂き、しかも練習不足で伺うことになりました。

スケールはとにかくパーフェクトを目指してイントネイション(音程)に気をつけます。とくにG線での「ら」を弾くときに 高くとってしまうとスケールの全てが上ずってしまう傾向にあるので「ら」を弾いたときに A線が共鳴しているかどうかをよく聞くこと。でもわたくしのオリーブちゃんはなぜかE線がよく鳴ります。
GMajorのスケールでも「らしどれ」だけ、「みふぁそら」だけ・・・と取り出して上行でも下降でも音程がきっちりするように部分練習します。

テクニカルワークも同様で音程が悪くなるところは決まっているので そこだけの練習(2音だけ。。とか)
3ポジへの移動の練習はもっと手の動きをスムースに!!

リールは あまり崩れていなかったようでOK。

ワルツはせっかく前向きなちゃんとしたリズムを出来ていたかのように見えたのに 1週間おやすみした間に崩れ、ただ慌てて弾いている感じに。後はBセクションの高い「そ」の音が高すぎます。そして「ら」は低すぎます。

マーチはボウをちょっと使いすぎ。8分音符の連続している場所は個々の音に10センチ程度の弓を使う気持ちでセーブすること。

ゴセックのガヴォットはかなり久しぶりなので 細かく練習法を教えていただきました(再)。

♪ 9月5日 22回目 師弟ともに暢気です ♪


8月22日はわたくしの歯痛のため、29日は先生のお勉強のため、それぞれおやすみになったので試験直前だというのに ものすごく久しぶりのおけいこです。なんと暢気な・・・。

スケールは下降のときのG線を中心によくよく気をつけること。アルペッジォは1番上の音が上ずり気味になるので もっとよく音を聞いて、指の開き具合をよく確かめて。

テクニカルワークはだいたいOK。

リールはテンポにしてみたら 想像していたよりも速かったので クレッシェンドでも必死になって弓を使おうとするのをやめて ちょっと弓を沈ませる感じで弾きます。

ワルツは移弦でもたつくところが3箇所。ここの部分練習と 全体的に弓を使いすぎないように気をつけます。

マーチもテンポにしたら 結構おろおろするところがあったので そこの部分練習。トゥリラーのところで右手までがんばって 弓が速くなり音がひっくり返るときがあるので 右手は平静を保つこと(笑)。

試験の3曲を終えて 楽器をしまう気満々でいたら 先生が「じゃあ、ゴセックを」と仰り しぶしぶ(?)弾きました。前回リテイクを小さめにする、と習ったのを 知らない間に弓をちょっとあげるだけになっていて ちっともリテイクになっていなかったので その調整。来週くらいには目処をつけて 試験後は教本も2巻に入れるようにがんばります。

♪ 9月12日 23回目 とうとう最後のレッスン! ♪

試験直前、ラストレッスンです。

スケールはまぁまぁです。アルペッジォの音程が高めになってしまうので もっと論理的に「どれくらい指と指の間隔をとるか」を考えながら練習します。適当にカンでやっていると緊張したときにボロが出やすいと思うので。

テクニカルワークは運がよければOK。もっと気を付けていつでもOKになるようにあと中3日がんばります。こんな入門のグレードだとテクニカルワークと言っても ものすごいテクニックを要するわけではないので どれだけ落ち着いていろいろなことに 気をつけられるで勝負です。

リールはちょっとテンポを落として丁寧に。テンポを落として、というよりもどんどん走らないように注意。

ワルツは出だしでぐずぐずしてしまうので最初から「ノッて」弾けるように、しかも伴奏の方にちゃんと始まりが伝わるように しっかり拍を数えてサインをだして弾き始める練習をしました。これだけでずいぶん 最初の小節からワルツらしくなりました。
今までは なんとなく始めて だんだんアクセルを踏んでいくような感じだったのです(こういう注意、生徒にはよくするのになぁ)。

マーチはここにきて音程の悪さが気になってきましたが 気をつけるところは気をつけて、もしうっかり半音しか離れていないところをちょっと指を離して弾いてしまって 全音に近くなってしまっても 気にせずに次からの音を気をつけて弾く、と決めて 前向き(投げやりとも言う)に弾くことにしました。

ガヴォットはちょっと弓を使わなさすぎ。こじんまりしてしまったようなので のびのびと弓を使って、でも間延びしないように。
2巻の最初の2曲が新しい宿題です。

♪ 9月16日 AMEBグレード試験です ♪

始めてのヴァイオリンでのグレード試験。
ケースごとヴァイオリンを試験部屋にもって行こうと思ったら そこからストップがかかりました。ヴァイオリンにはちゃんと肩当を着けて置いて ケースは待合室においておくそうです。きっと子供たちは肩当をつけるのにも時間がかかったりするからでしょう。
スケールから弾く気で居たら 伴奏が必要なものを先に聞いて、そのあとで伴奏者を部屋から追い出し、残りの試験をするそうで 突然 ブラームスのワルツから。
もちろん音程などは完璧とはいえませんが まぁ、緊張していたにしては良く弾けました。
CPEバッハのマーチも直前まで心配していた 無駄なアッチェレランドなどもかからずに基本的にちゃんとしたテンポで弾け、音程もびっくりするような外しかたはありませんでした。これも良く弾けたうちに入るでしょう。
伴奏者の方を追い出して(わたくしではなく試験官が)そのあとにエチュードであるリールを弾きました。急がないように注意をしたくらいで ほかはいつもと同じくらいの出来。
そのあとにスケール(どういう順番だよ・・・)で用意したのはGとAの長音階・旋律的短音階のみでしたが デタシェ・スタッカート・レガートの3種類を課題としてあるのに 当てられたのは GMajorのデタシェ、Aminorのレガートのみでした。
エクササイズもいろいろなボウイングでやっていかされたのに 弾いたのは5曲中3曲で しかも弓の使いかたも基本のものだけでした。
こんなんでいいの?と思っていたら もう口頭試問。mpとはどういう意味ですか?などという子供向けの質問に全部答えたあと、新曲視奏でした。なんとなくピアノで弾く気になっていたので 楽譜を渡されて思わず「ヴァイオリンで弾くんですか?」と馬鹿なことを聞いてしまいました。もちろんヴァイオリンで弾きました。
最後にソルフェのテストがあっておしまい。

結果は良い順に A+・A・B+・B・C+・Cと出るのですが(Dは不合格)実はわたくしはA+しか狙っていなかったのに 残念なことにA判定でした。音程は子供みたいにテープが貼ってあるわけでもなし、完璧とはいえませんが変な音は出さず、暗譜落ちは1回もなく 止まりもせず 全てちゃんとにできたのに(口頭試問とソルフェにいたっては完璧です、当たり前だけど)。
コメントでマイナス要素は「右腕がもう少しリラックスすると移弦がもっとスムースになるでしょう」というもの(エチュードのセクション)だけでした。
1級くらいのレヴェルでそこまで求めて A+をくれないなんて この試験官はかなり厳しい人だろうなぁ、と冷静に分析してみたりして・・・。

来年度、またグレードを受けることにするんだったらAMEBをやめてABRSMにしようかな、と考慮中。そうしたら どこが悪くて何点引かれたか、というのが一目瞭然で「こんなに弾けてA+をもらえないの〜〜??」という不満が残らないと思うのです。
不完全燃焼みたいな気分。

 

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